■祝言(しゅうげん)■

祝言とは室町時代から受け継がれた伝統の挙式スタイル。
読み方は「しゅうげん」、祝う言(ことば)と書きます。
逆に読むと「言祝(ことほぎ)」 祝福の言葉となります。

人と人、家と家との結びつき、
古来から日本人が大切にしてきた神聖な儀式です。

和婚式・祝言式・人前式・家婚式・自宅婚、
和装人前式・和風人前式・家庭内結婚式、
呼び方はさまざまですがすべて祝言のことです。

花嫁は生家で婚礼衣装を身にまとい花嫁支度を整え、
新郎の家まで長持ちなどの嫁入り道具を担いだ男衆と行列で向かいます。
親族が集まった広間で高砂の謡が流れる中、盃を交わし婚姻を結んだら、
三日三晩の飲めや謡えの祝宴が繰り広げられました。

三々九度を中心にした式次第、
時代劇に出てくるお嫁入りが一番イメージに近いかもしれません。

40年程前までは祝言で結婚式を挙げられる方もまだいましたが、
神前式・キリスト教式の流行からその姿を見ることはなくなってしまいました。

古くから日本に伝わる日本人の結婚式「祝言」、
作り物ではない本物の伝統の和婚です。

この祝言に欠かせないものが謡(うたい)、
昔は親族の中からのどに自信がある者が謡を披露しました。

「高砂や この浦舟に 帆を上げて 月もろともに出で汐の
波の淡路島蔭や 遠く鳴尾の沖過ぎて はや住の江に着きにけり」

最近は謡が出来る方もほとんどいらっしゃいません。
そこで弊社では観世流能楽師に謡をお願いしております。

通常、祝言の式次第に舞はありませんが、
八千代祝言では慶びの祝言舞を取り入れています。

神社での神前式で巫女が舞うように、
能楽師が神からの祝福を新郎新婦と列席者に披露いたします。
(能の仕舞・巫女舞などの起源は同じ田楽・猿楽)

伝統を重んじる方、本物志向の方、
人とはちょっと違う個性的な結婚式をご希望の方、
式次第は新郎新婦様とご相談して決めていきますので、
世界中にひとつのあなただけのオリジナルウェディングが実現します。



媒酌人挨拶
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親子固めの盃(舅姑見参の式)
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傘渡しの儀(新郎新婦入場)
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親族固めの盃
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親族固めの盃を注ぐ雄蝶雌蝶
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結婚を祝す能楽師の祝言舞
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☆八千代祝言 挙式料11万円(内容・列席者人数により変動いたします)
・祝言式次第のプランニング
・祝言道具一式(盃・緋毛氈など祝言に必要なものすべて)
・能楽師1名
・会場の設営・撤収作業
・当日の運営、進行など
※遠方の場合は別途交通費が必要となります

沼津御用邸記念公園東付属邸、楽寿園楽寿館などの文化財、
披露宴と同一会場の旅館や料亭、レストランなど、
屋外、屋内問わず、八千代祝言を行うことができます。

既に専門式場・ホテル・料亭・レストランなど、
会場がお決まりの方もお気軽にご相談ください。
会場の了承が得られれば、場所は問わずお伺いいたします。


左メニューのお問い合わせフォーム、又は下記よりご連絡ください。

メール yachiyowedding@outlook.com 
電話050-5873-2712
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折り返しご連絡させていただきます。

☆静岡県三島市、沼津市、伊豆箱根を中心に全国出張可能☆